原因の特定
YouTubeが伸びない原因を特定する5つのチェックポイント
「毎週投稿しているのに再生数が変わらない」。この状態でいちばん避けたいのは、原因がわからないまま本数だけを増やすことです。伸びない理由は、ほとんどの場合つぎの5つのどこかにあります。上から順に確認してください。
1. そもそも表示されているか
再生数は「表示された回数 × クリックされた割合」で決まります。YouTube Studioの「リーチ」タブでインプレッション数を見て、直近の動画が過去の動画より表示されているかを確認します。
インプレッション自体が少ないなら、問題はサムネイルやタイトルより前にあります。テーマが検索もおすすめもされにくい、投稿直後の反応が弱くて配信が広がらなかった、といった可能性を先に疑います。
2. 表示されたのにクリックされていないか
インプレッションは出ているのに再生が少ないなら、インプレッションのクリック率を見ます。YouTube公式ヘルプでは、チャンネルと動画の半数はクリック率が2〜10%の範囲に収まるとされています。
見るべきは絶対値より「自分のチャンネルの平均との差」です。平均より明らかに低い動画は、タイトルとサムネイルが内容の魅力を伝えきれていません。具体的な直し方はタイトルの付け方で解説しています。
3. クリックされたのにすぐ離脱されていないか
「エンゲージメント」タブの視聴者維持率グラフを開き、最初の30秒でどれだけ落ちているかを見ます。冒頭で大きく落ちる動画は、タイトルやサムネイルで期待させた内容と、実際の始まり方がずれています。
ここが弱いと、クリック率が高くてもYouTubeは配信を広げません。改善の手順は視聴維持率の改善方法にまとめました。
4. ロング動画とShortsを混ぜて評価していないか
Shortsは再生数が桁違いに出やすく、視聴のされ方もまったく違います。両方を同じ表で並べると、ロング動画が不当に弱く見えたり、Shortsの数字でチャンネル全体を過大評価したりします。
分析は必ず形式ごとに分けて行ってください。ロングはロングの平均と、ShortsはShortsの平均と比べます。
5. 伸びた動画の共通点を言葉にできているか
最後に、過去の動画を再生数順に並べ、上位と下位でなにが違うかを書き出します。テーマ、タイトルの型、動画の長さ、冒頭の入り方、公開した曜日。上位に共通していて下位にないものが、あなたのチャンネルの「勝ち筋」です。
勘ではなく一覧で比べることが大切です。3本見ただけの印象と、30本並べた結果はたいてい食い違います。
確認の順番が大事な理由
表示されていない動画のサムネイルをいくら直しても効果は出ません。上流から順に確認すれば、いま手を入れるべき場所が1つに絞れます。