視聴維持率
視聴維持率を改善する方法 冒頭30秒と離脱ポイントの直し方
視聴維持率は、YouTubeが「この動画をもっと多くの人に見せるか」を判断する材料のひとつです。ただし目標は数字を上げることではなく、視聴者が途中でやめた理由を1つずつ潰すことです。ここではロング動画を対象に解説します。
グラフのどこを見るか
YouTube Studioで動画を開き、「エンゲージメント」タブの視聴者維持率グラフを表示します。見る場所は3つです。
- 最初の30秒の落ち方。ここでの離脱は「期待と違った」というサインです。
- 急な下り坂。なだらかな減少は自然ですが、段差のように落ちる箇所には必ず原因があります。
- 山になっている箇所。巻き戻して見直された場面です。視聴者が価値を感じた部分なので、次の動画で増やします。
冒頭30秒の直し方
結論か見どころを先に見せる
挨拶、チャンネル紹介、長いオープニングは、初めて見る人にとって待ち時間でしかありません。タイトルで約束した内容の答えか、いちばん強い場面を最初の10秒に置きます。
タイトルとサムネイルの約束を守る
クリックした人は特定の期待を持っています。冒頭でその期待に触れないと、「違う動画だった」と判断されて離脱します。煽ったタイトルほど、冒頭での回収が重要になります。
中盤の段差を直す
グラフが急に落ちた秒数を控えて、その場面を見返します。よくある原因はつぎのとおりです。
- 話が本題からそれた
- 同じ画面が長く続いた
- 前置きや説明が長く、次に何が起きるかわからなくなった
- 「以上です」のように、終わりを感じさせる言葉が途中に入った
直し方は単純で、そのパートを短くするか、直前に「このあと〇〇を見せます」と予告を入れます。
終盤まで見てもらう工夫
まとめに入った瞬間に視聴者は離脱します。まとめは短くし、終わりを宣言する前に次の動画への案内を入れます。終了画面は最後の5〜20秒にしか出せないため、そこまで残ってもらう構成が回遊にも効きます。
1本ずつではなく傾向で見る
1本の動画のグラフだけでは、たまたまなのか癖なのか区別できません。直近10本ほどを並べ、毎回同じ位置で落ちていないかを確認します。毎回1分前後で落ちるなら、それはあなたの構成の型に原因があります。
Shortsには当てはめない
Shortsは視聴のされ方が違うため、ここでの基準は使えません。Shortsで見るべき指標はShortsの伸ばし方で解説しています。